「…お、襲わないで…っ」

 


 苺の小さな声が耳に届く。



 龍二はさっきと同じように苺の両足の間に左足を入れて、苺に囁いた。




「このままずっと…俺に襲われてろ」




 苺の目が見開かれた。




「俺に襲われとけよ」