苺が目をキョトンとさせた。



「狙う…って何?」



 龍二は耳を疑った。



 自分をここまで狂わせた苺が、天然ボケなのだ。そりゃ耳を疑うだろう。



「…もう一回襲っていいか」



 龍二は苺に聞いた。



「……え?」



 苺が眠そうに目をこする。


 龍二はさっきより深いキスをした。