「こっち来ないと…お仕置きするぞ?」



 苺は龍二を見た。さっきまでの龍二からは想像のつかない口調だった。




「お仕置き…?」


「…早くしろよ」



 苺は渋々、龍二に近寄った。


 ランプ台にグラスを置いた龍二の腕が腰に回される。


「え!?」


 苺は龍二を見た。