「僕、あの時なんでコンビニに行ったんだっけ?」


 目を閉じる。

 脳内にコンビニの雑誌売り場が広がった。

 近くにあるのは、化粧品売り場とトイレ、それから飲み物売場だ。


 ――と、コンビのが消える。


 龍二は眠りに引きずり込まれて行った。