真澄はそう言って、リビングの床に横になった。


「苺は、俺の上に乗ってマッサージしてくれりゃいいから」


 そう言われ、苺は真澄の上に乗った。


 そのまま、背中をとりあえず擦って見たり押してみたりしてなんとなくエステシャンじみたことをしてみる。


「んん〰?苺、俺、肩凝ってるって言ったよね?」


 真澄がわずかに体を起こした。



「え?」



「命令そむいたお仕置きね」



 そう言って、真澄は苺が背中に乗ったまま体を捻った。


 真澄の体は仰向けになり、苺は彼の腹の上に乗っている状態になる。



「…え?」



「俺に、キスして」