苺と龍二が同居しているという決定的証拠を。



「龍二、どういう意味だ?オマエ、メールで苺と話してたんだよな?なんで震えてるってわかるんだよ」



 龍二の顔が凍りつく。



「だ、だって…書いてあったんだもん」



「もん、ってなんだよ。つか、苺がいくら天然だからってそんなこと書くとは思えないし」



 真澄の指摘に龍二は俯いた。



「で、でもメールしてたんだってば」



「じゃあ、その履歴見せろよ」



 真澄は龍二の方へ手を伸ばした。



「携帯。貸せよ」