「って別に好きでもないんだから・・・私が気にすることないのにね」 苺は呟いて寝返りを打つ。 いつの間にか雨は止んでいて、空には星がでていた。 目を閉じると、真剣な真澄の顔と俺様な龍二の顔が浮かんだ。 「私・・・私の気持ちがわかんない・・・」 苺は枕に顔を埋めた。 ただ、わかったのは自分がとんでもない間違いをしてしまったということだけだった。