龍二はそう言って苺の顔に顔を近づける。




「俺が、キスってのを教えてやろうか?」




 ドキッ



 苺は今まで以上に顔が熱くなるのを感じた。




「…え?」




「俺がキスしてやるから、もう一回キスしろ」




 苺は戸惑った。龍二の顔がゆっくりと近づいてくる。



 キスまで五センチ…
 四センチ…
 三センチ…
 二センチ…