「う~、1回学校に戻る~・・・・・・」

しょぼんとしながら席を立つ魅那さんを追って私と紫苑君も席を立った。

会計用に私も鞄から財布を取り出したところで

「朋衣ちゃんはいいよ~」

「今日は俺らの奢りな」

先輩2人に揃ってそう言われてしまう。

「え、でも」

そんなの悪いですよ。

「いーの!」

「でも」

「いーって言ったらいーの!」

「さ、行こうぜ」

魅那さんとそんな問答をしている内に紫苑君が支払いしちゃってた!