「でも凄いですね。いつもので通じるなんて」

「うーん、そろそろリターン200回にはなるからねぇ」

スコーンを至福の笑みで口に運びながら、魅那さんがそう言う。

に、200回・・・・・・!

確かにそれだけ来てれば、通じるのも納得できるかも。

「静かにお茶飲めるから好きなんだよねぇ~」

どこかのテナントに入ってる喫茶店とか、オープンカフェだと人の流れがあって落ち着けない
って言う魅那さん。