「だからそんなんじゃないですって。会長、人をあまりからかわないで下さい」

「そんな積もりは無いんだけど」

ま、りっちゃんの勝手かーって最後にそんな事を言って、会長さん?は立ち去ってしまった。

うー、結局誰か思い出せなかった。

「全く・・・・・・」

李苑君は会長さんの背中を見送ると深い溜息。

「ごめんね変な事言う人で」

そして苦笑いでそんな事を言う。