「あの、急にこんなお誘いしちゃってすみません」

「ううん、大丈夫だよ。ちょっとビックリしたけどね」

よかった、迷惑には思われてなかったみたい。

ちょっとだけ安心したかな。

「ほら、ここ空いてるよ」

「あ、はい」

学食の隅の方に丁度空いたスペース。

そこに2人で座ると、私はお弁当を広げる。