カナがそう言うと、旦那さんは立ち上がって、あたしとカナを包み込むようにギュッとした。



「おとーさん、おかーさん、だいすきーー!」



真ん中でカナが言った。



「「カナ、だいすき!」」



あたしと旦那さんは2人でそう、返事をしてあげた。