「なんか大変なことになってるね。」



私のせいなんだけどね。


「お前のせいだろうが」


突っ込まれた。


ごもっともでございます。


「ごめん。でも私悪くないし。」


そうだよ。


私は悪くない!!


もう開き直っちゃうもん。



「開き直ってんじゃねーよ。」



しらん。


私は大雅の声なんて聞こえないもん。


「チっ。無視かよ」




そういって大雅は自分の席へと戻っていった。



途中足を止めたかと思えば、


「呼び出されたときは絶対俺のとこに来い。でなきゃ俺の命がない。」



と言って自分の席に座り、突っ伏して寝始めた。



大雅。ほんとごめんね。



多分大雅はあんなこと言いながらも、私を心配してくれてるんだと思う。