「双汰くん・・・だよね、俺さ、凛々がいるのが疎ましくて、どっか行けばいいとか思ってて・・・」


グサッ

やっぱり迷惑だったよね


「じゃあなんで止めんの??凛々姉はここから白城の寮にうつる、あんたの前から居なくなる。好都合じゃん」


「でも・・・やっぱり俺の目の届くところに居ないと寂しいんだ・・・」

「知らないよ」


双汰冷たっ!


「ごめん、双汰くん」

拓海くんがいつになく悲しそう・・・

「じゃーねー」


双汰は私を連れて寮を出ようとした

「凛々!!行かないでくれ!!」