空「弟は同じ道場の仲間からいっぱい声援もらってプレッシャーですごい緊張してたんだ。でもアイツは.....!」
『アイツ?』
空「桜木那哉は笑顔で余裕の表情を浮かべて....!試合が始まってもアイツの顔から笑顔は消えなくて、緊張してやってる弟とは逆に楽しそうに戦ってたんだ。」
『でもそれはっ....!那哉の戦い方なんじゃないかな?』
空「戦い方!?ふざけるな!アイツは最初から弟が仕掛けてくるまで戦おうともせずに....!あの試合は最初から決着がわかるような試合だったんだ。」
『どういうこと?』
空「アイツの家は武道一家なのは知ってるだろ?それにお父さんはに空手界のお偉い様だ。そんな息子が2位をとるような練習はしてないだろうし、今までもアイツが優勝してきたんだ。」
『それは関係ないよ!那哉だって練習した結果が優勝ってふうにあらわれてるんだよ!』
空「そうだよな、だったら初めて4年しかたってない弟なんて試合が始まってすぐ結果がでるだろ。でもアイツは、弟が技をかけても笑顔で回避して遊んでたんだ!それで終了のホイッスル目前で弟に技をかけて....!」
『遊んでたなんて那哉じゃないのになんでわかるの!?』
空「遊んでたに決まってる!」
『そんなことわかんないじゃん!』
空「じゃあなんですぐに技をかけて終わらせない!」
『それは....』
私にだって那哉の考えてること知りたいよ
でも那哉は遊んだりするような人じゃない!