<kanato>



「どぉしたの?」



『ねぇ那哉、お姉ちゃんのこと好きなんだよね?』



「え...//その....///」



『もし好きなら....絶対捨てないでね?絶対泣かせないでね?もしそんなことがあったら那哉でも許さない』



「叶斗...?」




『美優ね、中学の時に悠斗って言うカッコいい彼氏がいたんだ。』



「そうなんだっ!その子となんかあったの?」



『2人ともラブラブでさぁ僕なんて入る隙間もないくらい。でもさ悠斗は美優のこと振って、フランスに行ったんだ。最初は僕も旅行程度ですぐ帰ってくると思ってたから振った理由わかんなくてさぁ。その時丁度お父さんの仕事で美優と僕とフランスに行ったんだ。その時悠斗に聞くつもりだったんだ。それで美優とエッフェル塔とか見ようって話になって散歩してる時に悠斗に会ってさぁ。』