『小説大恋愛』

プロローグ




―目を閉じると


…そこにはいつも


無限の夢が映った―





幾重にも連なり

コトバで繋がる

想いと…想い…



アナタが見せた

桜'の華も

今はもう…遠い過去のように

色褪せてしまうけど

アナタが聞かせた

川'のせせらぎのような優しい声とコトバの魔法に


今も私は…近い未来を重ねてしまうけど


アナタと私で魅せた
二人で紡ぎ

繋いだ…この物語は


今も私の…

ハル'色の心に咲き続けています


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