例えば俺の大好きな偉人の一人である、

アインシュタイン。

彼はいわゆる天才で…奇才で、そして変人である。


彼の残した
『相対性理論』

この言葉は昔から知っていたけど、その全容を知ったのは、つい最近の事で…

その理論とやらを読んだ時、


ぶったまげた。

…あろう事か、俺の思い描いた理論に似通っていた。


そこで俺は、

『俺はアインシュタインなのか?』

と、とんちんかんな勘違いをしてしまった。

更に、

『俺も評価されてもよいのでは?』

と、あんぽんたんな間違いをしてしまった。


しかし、実際の所、相対性なるものは奥の深い理論で、一般ピーポーな俺は、天才どころか、奇才でもなく、只の変人だという事に気づかされた。