桜木君に聞いてみれば?」
「桜木く~ん、ねぇ・・ほんと?」
「うん。ほんとだよ!」
「波美・・本当にごめんね!」
「ううん。いいよいいよ。」
 
うちは、どれぐらい波美に誤ったんだろ・・・
   
あの時の、波美の顔は、いつもの顔じゃなかった。
 
(絶対に、強がってるよ。。)
  
それからの帰り道は、いつもとは、違う空気だった。。。
何、話してても笑いがたえなかった会話も
途中でしらけたり、気まずい空気になった。。
 
「何か、気まずいね。」
「だねっ。何でみんな、しらけるの??」
「でも・・・本当に山下君・・来夢のことが好きなのかな・・・?」
「いや、桜木君の言うコトだから、ウソかもしれないじゃん!!」
「かもしれないね・・・」
「でも、もし本当だったら、波美・・・ゴメンっ!!」
「いいよ。いいよ。。。」
「じゃー、うちは、これで・・・。・・・あっ!来夢~、日曜日かわかんないけど、
電話かメールするね。じゃーねー。」
・・・って、優は言って、家の方向に帰ってった。

私と波美だけになった。
また、気まず