そして私は久しぶりにお母さんと出掛けることになった。



――――――

―――


「学校どう?」



「ん、学校とっても楽しいよ!」


嘘の笑顔でそういう。


でも、本当は全然楽しくないむしろ楽しくない苦痛だ。



「早く行こう!」


話をそらすために横などを確認せずに道路から飛び出し横の歩道に移動しようとしたその時。



「あぶない!」



ききぃ



どん


一瞬の出来事だった、私が引かれそうになったとき母が私を助けようと私を突き飛ばした。


そのせいで母は車にひかれ死んでしまった。