皆が私を汚いものを見るような目で見てくる。
もう、ヤダ・・・・
そう、思って逃げ出した先は
暴走族チーム ‘天’
全国、一位のチーム
そして、私は天で仲間を知り
大切なことを知った,
何度も助けてもらったこともある。
次は、私があんたたちを守る。
そう、そうして私は天の総長に着くことを決めた。
大切な‘仲間’を守るため。
私の名前は、春川 神流
格好は、分厚いダテめがね・おさげ頭・ひざ下まである制服のスカート。
よくすること、常に勉強。
これが、学校での私。
格好は、赤のカラーコンタクト・長いロングの髪・格好は特攻服
よくすること、喧嘩。
これが、黒龍の時の私。
ピッピッピッピッピ
目覚まし時計により起床
「ふぁ~・・・、ねむ。」
昨日は、深夜3時に寝たから・・・・眠い。
あんなに、喧嘩が長引くなんて想像もしなかった。
今日から、新しい高校に転入するのに寝不足だなんてありえない。
っち、あのチームってなんだっけ・・・えっと、そうだ百鬼だ!
今度会ったときは、チーム崩壊まで追い込んでやる。
昨日、皆でバイクで走ってる時に百鬼に邪魔され・・・喧嘩をする羽目になった。
全然走れなかった上に、喧嘩が長引いて寝不足。
まぁ、百鬼に喧嘩売られても仕方がない私たちは、全国トップの暴走族チーム天だからね。
そして、私はその頂点に君臨する‘黒龍’いわゆる総長。
そんなことより、早く新しい学校に向かわないと・・・
マッハで着替えを済まして学校に向かう事に。
××××
ようやく、学校に到着。
周りは、金髪の人や、茶色の髪の人や、青い髪の人。
そう、ここは有名なヤンキー校。
全国トップ2の蒼龍の人たちが多く集まる。
もちろん、一般生徒もここに居るよ。
まぁ、5分の1位しかいないけど・・・・。
一般人の生徒は、ヤンキーの生徒たちから狙われやすい・・・金づるとかにされるから。
「おい、そこの地味子。」
早速、来ました。
こうゆう時は、逃げろ。
っだ
ダッシュで、私に声をかけてきたヤンキー達から逃げる。
少し、走り続けて。周りを見るといまさきの人たちが見当たらなくなったので走るのをやめる。
私の今の格好は、だっさい地味子の格好なので金づるにされやすいから気を付けなければ。
早く、教室に向かおう。
とことこ
すこし、歩き続けると私がこれから過ごすことになる教室を見つけた。
1年2組
教室のドアのもとに掲げられた、クラスが書かれたプレートの横には小さく‘最きょうだぜ’と書かれていた。
・・・・・、最強の強くらい漢字で書きなよ。
心の中で、ぼっそと呟く。
こんな事もできないクラスなのか?
これから、の学校生活が思いやられる。
ガッラ~
あんまり乗り気ではないが、きょうしつに足を踏み入る。
・・・・・もう、出席を取っている途中だった。
案外皆静かに座っていた、ヤンキー校だからうるさいかなって思っていたのに。
そのあと、すぐに理由が分かることになる。
「神流!」
私を呼ぶ声が聞こえたので、声が聞こえた方を見ると・・・・
前‘天’の総長だったたけちゃんが居たのだった。
本名は山上 武―やまかみ たける―私はたけちゃんと呼んでいる。
なんで、たけちゃんがこの教室に!?
・・・もしかして、たけちゃんがここのクラスの先生!?
たけちゃんが・・・先生。
あんなに、ばかだったのに先生だなんて。人生分からないものだね。
「神流が転入生だったのか、まぁ早く席に着けよ。」
「うん、わかった。」
周りからは、‘あの武先生にタメをつかうなんてあいつ何もんだ?’とか聞こえてくる。
「ごちゃごちゃ、うるせぇ!静かにしやがれ。」
びっく~
皆がびっびていきなり静かになる。
ふ~ん、皆が静かにしてた理由はたけちゃんが怖かったからなんだ。
私は、たけちゃんが教えてくれた席に座る。
このクラスって女子が私入れて、3人しかいないじゃん!
私以外の二人の女子生徒はとっても、綺麗だった。
一人は金髪の少女
もう一人は銀の髪の少女
どっちかって言うと、金髪の少女の方が綺麗か、な。
この人たちと仲よくする気はない。
周りの男どもたちともね。
まぁ、私と仲よくなりたいって言う物好きはいないでしょ。
こんな地味子と友達なんてありえないもんね。
それより、右横の席の人は誰だろう?
左横の人もいない。
後ろの人もななめ後ろの人もいない。
その時
がっら~
4人の男の人たちが入ってきた。
こげ茶色の髪の人、金の髪の人たち、オレンジの髪の人、赤の髪の人。
皆イケメンだね・・・・。
こげ茶色の髪の人は私の右横・金の髪の人は私の左横・オレンジの髪の人が私の斜め後ろ・赤の髪の人は私の後ろ、に座った。
この人たち、私の周りの席だったんだ。
たけちゃんが、ものすごい顔をしながらこの4人の出席を取った。
「おせぇよ。」
あぁ、たけちゃんが怒ってる・・・たけちゃんは、怒ると強いよ~・・・私ほどではないけど。
「転入生か?」
横の人が、私の方を見ながら話す。
え・・・っと私に話しかけてるんだよね?
きょろ
周りを見ても、私以外誰もいないし。
「・・・そうだけど。」
念のために返事をする。
「ふぅ~ん。」
あ、本当に私に話しかけていたんだ。
それにしても、反応うすっ!
自分から聞きながら。
ムカつく野郎・・・。