神流side

ぷっるっるっる


教室にあと少しで着くころに電話が鳴った。


ぽっち

「もしもし~・・・・」


ダルそうな声が聞こえてくる。


・・・この声哲也だ・・・。


「哲也どうした?」


「今日、氷龍とぶつかる。」


「ぶっひ。」


驚きのあまり、思わず吹いてしまった。


「ブタか?」


「お前殺すぞ?」


ブタか?だなんて総長に聞くなんて言い度胸してやがる。


それより、氷龍をつぶすって・・・・。



「なんでだ?なんで、今日氷龍とぶつかるんだ。」



「まぁ、それは嘘だ。」


こいつ、殺していいか?