「やっだ!」


神流がそう叫んで起きた・・・。


嫌な夢でも見たのか・・・?



  ××××
一月が神流に、俺が氷龍ってことを言いやがった。


「拒否権はねぇって言ってんだろ。」


神流にそう・・・いうと


「・・・・はぁ~、分かった。女になればいいんでしょ。」


盛大なため息を吐きながら嫌々、承諾をした。



「分かってんじゃねえか。」


普通なら、どの女もニコニコ笑顔でokって言うはずなのに・・・。
この、女は面白い。


おれからの、誘いを断るなんて。まぁ、嫌々okをださせたんだけど・・・。



「今日、蒼龍行くからお前を連れて行くからな。」



「・・・・うん。」




「じゃ、授業に行くね。」


今は、俺の事が嫌いでも俺に惚れさせてやる。