倒れてしまった世羅のかわりに



おれが全て答えた…
















「もしもし…



 義父さん(世羅の父)



 今日 世羅さんの家が




 放火されました…





 俺はもう耐えれません





 世羅がかわいそうで…」








「そう…か…」







「義父さん


俺はこれから世羅と一緒に住もうと思ってます…





義父さん…


俺は半端な気持ちで世羅といるんじゃないです



だから一緒に住ませて下さい」









「しかし…それでは類くんに迷惑が…」






「俺は働いてます


 だからこれからは俺が


 世羅を養います」











「すまない…」






世羅の父は




体が弱く寝込みがちだ…







なので世羅はずっとアルバイトをしていた…










俺も世羅と暮らしたいと思ってた…