上流に行くと、かなり流れが速くて


足を入れると、なんとも言えない


際どい感覚を味わえた。


流されそうで流されない。


足の指の間から抜けていく、加速した水流。


キラキラと水流と


キラキラと水流と


上流に行くのは危なかったけど


私の『ひとり遊び』は止められなかった。


こういう時、ひとりっ子って得かもね。


ひとりでも時間を楽しめる。


寂しいのなんて生まれつきだから


別に苦じゃ無い。