しかし、帰ってくれば、


「風呂!飯!」


それが遅れれば、ちゃぶ台をひっくり返す。


更に、暴れる。


普通の昭和の雷親父だったら、


皆の為を思って怒りが沸点に達し、


そういう事をするのでしょう。


でも私の父は「雷」でも何でも無い。


「自分の思う通りにいかない」と、


そんな嫌がらせをするのです。


母親は家政婦みたいなもんです。


母はよく「私は飯炊き女か」と呟いていました。


でも、


それでも、


こなしてしまっている母が居るのです。


何故?…何故?