その時、保健室のドアがガラッと開いた

「小田切さ〜ん!やっぱりダメだよ〜!もう一回コンビニ発動して〜!!」

俺は飛び込んで来た女子高生の言葉にぎょっとした…

俺達は彼女の登場に、ものすごく驚いていた…


コンビニ発動?ど、どういう意味だ!?

「また何かあったの?」

「アイツ、また女の子と歩いてるのを友達が見たの!絶対浮気してる〜!
せっかく小田切さんが調べてくれたけど、もう一回調査して!」

浮気調査…?

コンビニ…便利…

あ、便利屋ってことか!!

なんだ!便利屋か〜

なんだ、売春じゃなかったのか…

良かった、良かった…


…じゃあ、さっきコイツが言おうとしたことって、便利屋のバイトの事か…?


「じゃあ、また一週間、彼を見てあげるね。」

「ごめんなさい、よろしくね!お邪魔してごめんなさい」

女生徒は何だか気を遣いながら去って行った…

なんだよ、別に邪魔じゃねーよ。変に気を遣われるとムカつくな…

「ごめんね、先生。それでさっきの事なんだけど…」

「あー、今のだろ?別に嫌わねーよ。何でも屋やって、バイト代もらってるのだろ?いいんじゃねぇの?」