終業式の朝……
「ねぇ、先生。明日から寂しくなるでしょ?家教えてよ〜」
「ダメダメ!近所に何言われるか…」
「じゃあ、大人っぽくするから〜」
参った…勘弁してよ〜
「うち来て何するんだよ!」
「合宿〜!」
って泊まり!!??
「アホか?うちは面白くないぞ!」
「私が楽しくするから〜」
ちょっと、ちょっと!流されそうなんですけど…
校長…俺、負けそうです…
「受験生は勉強してろ!」
「…だって、私…就職だもん…」
「え?」
「やだ…そんな顔しないでください」
俺は同情したような顔をしたらしい…
急いで顔を戻そうとした…
小田切は確か一人暮らしで貧しかった
だから進学は無理なのか…
「仕方ねーな!たまにはデートしてやるから、連絡してこい」
「やったー!デート!!じゃあね、またね!」
嬉しそうに廊下を駆けていく…
可愛いな〜……
っておい!俺!
一人でツッコミしてると、ふと何かのポーチを、小田切が忘れていた。
多分化粧ポーチだろう…
放課後届けるか…
「ねぇ、先生。明日から寂しくなるでしょ?家教えてよ〜」
「ダメダメ!近所に何言われるか…」
「じゃあ、大人っぽくするから〜」
参った…勘弁してよ〜
「うち来て何するんだよ!」
「合宿〜!」
って泊まり!!??
「アホか?うちは面白くないぞ!」
「私が楽しくするから〜」
ちょっと、ちょっと!流されそうなんですけど…
校長…俺、負けそうです…
「受験生は勉強してろ!」
「…だって、私…就職だもん…」
「え?」
「やだ…そんな顔しないでください」
俺は同情したような顔をしたらしい…
急いで顔を戻そうとした…
小田切は確か一人暮らしで貧しかった
だから進学は無理なのか…
「仕方ねーな!たまにはデートしてやるから、連絡してこい」
「やったー!デート!!じゃあね、またね!」
嬉しそうに廊下を駆けていく…
可愛いな〜……
っておい!俺!
一人でツッコミしてると、ふと何かのポーチを、小田切が忘れていた。
多分化粧ポーチだろう…
放課後届けるか…