そして放課後
俺と詩音は委員会が行われる教室へ行く。
俺たちが入ったとき人はほとんど集まっていなくて、
いたのは委員長らしき人と副委員長らしき人。
「早く来すぎたわね」
「そーだな」
2人で他愛のない話をしていると次々と人が集まってきた。
.....!
「つばき!」
入ってきた人の中につばきの姿を見つけ、
隣に座らせた。
「直紀くんもなんて偶然だね~」
ほんわか笑いながら言うつばき。
最近は友達がたくさん出来たせいかよく笑うようになった。
嬉しい。
でもそのせいでつばきを好きになる男子が急増してしまった。
だからその笑顔を見せるのは俺だけの前であってほしい。