俺はつばきをそっと離すと そんな姫野のところにしゃがんで目を合わせた。 それを見たみんなは口を閉ざした。 俺は優しく話し始めた。 「姫野。 お前がしたことは最低だ.... なんでわざわざ人から奪わなきゃいけない?」 「────.....った.....」 小さく呟く姫野 「......ん?」