「あの子彼女になったの!?」

「やっぱ噂って本当だったんだね」

「純粋そうな顔して色目使っておとしたんだよ」






コソコソと話していた女子たちはだんだんとわざと聞こえるように言う..





....もう....やだ.....





これ以上言われたくない。





なんて自分のことしか考えられなくなった私の耳に、



ある人の声が聞こえた。










「直紀くん!」