「どうしたの?じゃないだろ...」
どんどんベットにいる私に近づいてくる直紀くん。
私は起き上がってその様子を見ていた。
ギシ───
「なぁ....最近何があった?」
「.....え?」
「俺に気づかれてないと思ったの?
つばき最近変だろ...なんか一緒に帰れない日とかいっぱいあるし、下駄箱から教室までも一緒に行かなくなったし...
それに昨日。
携帯の電源消してたし。
何かあった?」
私の頭を撫でながら心配そうな顔で言う直紀くんに涙が出そう...
ここで泣いて
すべてを言えたら...
どれだけ辛くなくなるだろうか....