「大丈夫ですよ、睦月様。 世話役として、常に私が側にいますから。」 「え、ほんとですか?」 「はい。」 安心させてくれるような陸人さんの優しい眼差しに、緊張がだんだんと柔らかいでいく。 陸人さんが側にいてくれるなら、安心かも…。 「パーティーには…その、九条先輩もいるんですよね?」 不安が和らいだところで、そっと陸人さんに問いかける。 「もちろんです。屋敷内みんなのパーティーですから。」