「そんなことはありません。睦月様は十分魅力的な方ですから。 それに今着ていらっしゃるワンピースも、軽く一千万の代物ですよ。」 なんとっ!!!!!! 「册欄からすれば、これほどの出費大した額にはなりません。」 「………」 册欄って… ほんと、何者…? びっくりし過ぎて、もうしゃべる気力すらわいてこない。 「それでは早速準備を始めましょうか、睦月様。」 「は、はあ…」