「優梨、私、自分が悪いって
 
 ちゃんとわかってる。
 
 だけど、私も彼氏が大事なの!

 だからそんな事しないで!」



「優梨だって!陸が大事だった。。

 真美はなんにもわかってないよ!!」


あーもう、本当イライラする。


真美の彼氏なんて今すぐにでも襲ってやる


んだから。そう思いながら


真美の家を飛び出した。


真美の彼氏は1つ年上の高校3年生。


何回か見たことあるし、Wデートだって


したことある。


だから、連絡先は知ってる。


プルルルル・・・

プルルルル・・・・





『はい、もしもし』


「あっ優梨ですけど、

拓(たく)さんですか?」


「あ!優梨ちゃん?

どうしたの?」


「拓さんに相談したいことが

あるんです。。拓さんのとこに

行ってもいいですか?」


「いいけど。。」


「じゃあいまから行きますね。」





プツ――――――...