女の人の声が聞こえた。


真美の声?


真美とは優梨の友達。


何。何をやってるの?


『だめっっ。やだっ放して。』


『可愛いな。』


『あっ。あっん。あぁんっ。』


『イクっていって?』


『やだっっ。陸には優梨がいるでしょ!?
 なんでこんなことするのっんんっ。あっんん。』


ガチャっ。



――――――――――――・・・。


目の前には、真美の上に陸が馬乗りに



なってる光景が広がった。



「ねぇどうして?優梨の事好きって言ったじゃん!


 真美、友達だって信じてたのに!!」



「優梨!!違うの!陸の事許してあげて?」


下着姿の真美は、必死に否定している。


「何が違うの?意味わかんない!
 陸は優梨の彼氏だよ?!」


「優梨、ごめん..
 俺が、真美を襲ったんだ。」



・・・・――――――。



なにこれ。意味わかんない。



あ――頭がクラクラする。


私の目の前にいるのは――――・・・誰?