ガラッ!!


「じーん!!」


思いっきり叫んだ。


「どうした?」


「蒼斗って、誰か知ってる?」


リビングに行き、そう聞いた。


「俺の事知りたいの?」


私の後ろには、蒼が!?


「な、なんであんたがここに!?」


「夜をつけてきた♪」


「夜?蒼斗、そいつは夜風だぞ?」


「仁、こいつ知ってるの!?」


「俺の弟の息子だ。香菜の婚約者でもある」


………


「嘘でしょっ!?」


香菜が思いっきり叫んだ。