「雪雨は!?」


「雪雨モ疲れてル~」


雪雨は、私の肩にとまった。


「じゃ、頑張ってね~」


私は、ベンチに座って、ジュースを飲んだ。


「も、もう、やるしかない!」


香菜は必死に木と戦っていた。


「きゃっ!」


しかし、針(?)みたいなのが飛んできて、香菜の頬に傷が出来た。


スクッ


私は、立ち上がって近くにあった木の棒を持った。