「私からは、はい!」


香菜から、ピンクのリボンがついた水色の箱をくれた。


「香菜、ありがとう」


「いいのいいの!」


香菜は、少し照れていた。


「じゃあ、私からは…はい!」


叔母さんは、赤いバラのついた綺麗なシマシマの箱をくれた。


「俺からは、ほら」


ちょっと乱暴に渡されたのは、シンプルなピンクの紙袋だった。


「みんな、ありがとう!!」


それから、パーティーを3時間くらいして、とっくに夜の1時になった。