「たっだいま~♪」


「夜風!!」


ギュ-


入った瞬間、香菜が抱きついてきた。


仁と叔母さんを見ると、笑っていた。


「仁、叔母さん、香菜、私勝ったよ~!」


「良くやった」


仁に久しぶりに褒められてすこしずつ嬉しくなった。


「「枯々亜、誕生日おめでとう!」」


「えっ?」


誕生日おめでとう?