そんな顔してほしくない。


いつも、笑っている叔母さんがいい。


「私が絶対に守ります。最強陰陽師の名にかけて!!」


「私と香菜は、最強陰陽師…夜風を信じているわ」


「私だけ信じても意味ありません。この狐達も、信じてあげてください」


「もちろん、信じているわ」


狐達の顔が赤くなった。


香菜は、いつの間にか寝ていた。


叔母さんといたら、安心するもんね。