～次の日～


「夜風、どうしたの！？」


学校に行くなり、凛達に聞かれた。


「実は…」


私は、なぜ眼帯をなぜしているかとか昨日の夜に起こったことを全部話した。


「なるほどねぇ…」


凛は、興味深そうに頷いた。


「私は、香菜を命にかけても守るよ。仁のためにも、香菜のためにもね！」


「べ、別に命をかけなくてもいいんじゃないの…？」


香菜は、不安がってそうに言った。


「あ、そうだ！今日、正ちゃんがね…」


私達は、授業中もペラペラと喋っていた。