「で、香菜はなんの用だ?」


「私、こんな奴が婚約者だなんて思いたくもない!!」


またその話~?


何度言えば気が済むのやら…


「俺も、夜が婚約者がいい!!」


この二人は…


ピ-ンポ-ン


「はーい」


叔母さんが急いで玄関へ行った。


「あら?」


「どうしたの、叔母さん?」


「ピンポンダッシュだったみたい」


叔母さんは、困った顔をした。