「空斗ぉぉおおおおお??

 バス乗るぞぉぉおおおおお!!」


もうバスに乗りかけのつつじが

俺に声をかけてくる。


「おう!ごめんごめん!

 すぐ行くーーー。」


俺は晴れ渡る5月の空の下

夏に向けて 暖かさを増す風と共に

駆けていった・・・。