「もう少し…
もう少しだけ、このまま…」


そんなことをされていると
もう少し甘えたくなった。


彼女は小さく頷くと
俺の胸に顔を埋めた。




彼女の温もり、柔らかさ


彼女のほんわかとする甘い香り


小さな体で一生懸命
俺を抱き締めてくれる…




そんな彼女が愛しくてたまらない。




もう、誰にも渡したくない…―――