はっと、気づいた。


さっきまで目の前に居た
2人の姿がない。



不安がどっと押し込み
俺を包んでいく。



ねぇ、どこに行ったの?


俺を置いていったの?


どうして?なんで?



―俺はもう要らないの…?――