ママはそれだけ言い残しリビングに戻っていった。


あたしはスクバを持ち玄関へ向かった。


「「あ、梓はよ」」


兄貴の仁と将也がリビングから出てきた。


「はよ」


仁は19歳で将也は高3のあたしの兄貴。


「お前パンツ見えんぞ」


仁に言われた。


いやいやいや。今の高校生は太ももぐらいまでおるから。