ま、全くと言っていいほどの素質がないって…えぇっ!?
魔法がちゃんと使えるようになるのは一体いつになるのだろうか…先は遠いね…とほほ

「で?あなたはこれからどうするつもりなの?」

「え?どうするって…魔法を使えるように修行してみます。」
少しくらい魔法のお勉強してそっから、元の世界に戻ってもいいよね?

「あなた一人で?知識もないのに?」

そう言われてみればそうだった!
私一人じゃなにも出来ないじゃん!多少の知識なんてこれっぽっちも役にたたないじゃん!