あっ、今バイト中だったんだ。


忘れてた…



「ごめん、雅也くん…」



すると雅也くんは私の頭を優しく撫でた。



『悩み事ありゃ~いつでも聞いてやる。
だから今は目の前の事に集中しろよ?』



雅也くんはそう言うとお客さんが待っているレジへと行った。


そうだ、今はパン並べの途中だ!



《チリンチリン…》



「いらっしゃいませ」






えぇぇ!?